シンタンから奥地方面へ走るとすぐに激しく起伏する丘陵地帯に突入する。
ボロバイクやボロ車では登りきるのはかなり辛いほどの急坂である。
やがて前方に突如として立ち上がる黒々とした巨大な岩山が見えてくる。これがブキッ・クラムだ!
絶壁!こんな岩がどこから?
驚くことにこの山は一つの大きな岩の塊で、とにかくデカイ!その岩山の頂上には森林が茂っているほどなのだ。
こんな大きな岩が一体どこから出てきたのか考えると夜も眠れない。
あれ、登りたい!?そうでしょう、やっぱ登らないわけにはいきませんよね。
登山組はこちらへ
この山の麓の細流には何か面白いのがいるかもしれない。見てみよう。
ブキッ・クラムの麓の細流
当然のことながら川の水はクリアウォーターで、これ以上はないと言うほどキレイな水である。
名前は分からないが、水辺には真っ白な可憐な花を咲かせる植物がびっしり群生していた。
水が湧き出る最源流まで上り詰めたが、魚はプンティウスやスネークヘッドは見れたものの、ベタは確認出来ずであった。
アップにしてみると・・・アクアテラに使えそうだ
さらにカプアス上流に向かって走ってみる。
おっ?ここは良さそうな場所である。やはりバスの中からでは見逃してしまうポイントも多いようである。
開けた場所には有茎水草が繁茂している。
おっ美しい!
この流れを上流に向かって探していくと・・・ベタを発見!しかしなんだろう、あまり色見のないベタだなあ。メスだね。かなり頑張ったけど他に幼魚2匹のみ。
足元固めるつもりが、またよく分からないベタを中途半端に採集してしまった。とりあえず標本用にキープ。
さらに場所を変えるが結果はイマイチ。このあたりはベタの好む地形ではないのかもしれない。
[シンタンから上流方面へ]
[シンタンから下流方面へ]
[シンタンからナンガ・ピノ方面へ]
[back]
|