Sphaerichthys vaillanti
[Locality]
Danau Sentarum, tributary to SUNGAI KAPUAS
Kalimantan-barat
[Water Condition]
pH6.1/GH0〜1/KH0〜1
導電率10μS/27.2℃/clear water〜brown water
カプアス川水系には魅力的なアナバンテッドが多数存在する。
その中でもこのバイランティは別格で、愛好家の間ではほとんど伝説的ともいえる魚だ。
生息地はカプアス川上流域の湖沼地帯。原生木が空高くそびえ立つ大自然の中で、この魚はひっそりと生きている。
生息数は少なく、採集もかなり大変で、この魚を奥地から日本へ状態良く運ぶのは非常に大変だ。
以前、某誌にこの魚が載ったことがあるがオス、メスを勘違いしているようだ。全く大笑いである。書いた奴出てこい!!
「ハイ私です...。あれは大きな過ちでございました。赤い色のほうが卵を抱いたのです。そうメスだったのです。」(書いた奴談)
という訳でお間違えの無いように。
飼育・繁殖は難しい部類に入る。同種間で激しく争うときは、隣り合わせのケースに1匹ずつ入れて様子を見よう。
水質はPH6前後、硬度も低く抑えよう。
現地で最終直後の卵を咥えた♂のバイランティ
広大な湖沼地帯、Danau Sentarum
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