マンドールが別種として記載されたのでフォーシィのページを別に設ける事にした。上の写真は中央カリマンタン、タンキリン産の個体である。
フォーシィグループ共通の色彩として、ボディとヒレにはメタリックなグリーン、エラブタには赤からオレンジの鮮やかなラインが2本入る。
そして低湿地林を流れる細流の脇の落ち葉が堆積した環境に生息する事もフィーシィグループの共通の特徴である。
フォーシィは生息地域が広く、尾ひれの形もラウンドからわずかにピンテールになるものや、体色も様々でかなり個体差もある。
現在、生息環境が急速に悪化しているベタ属の中でも最も絶滅の恐れのある種類の一つである。
2006年6月にBetta sp."mandor"はBetta mandorとして記載されました。
現在の種の分類方法はどんな観点から見るかによって様々な解釈があり、フォーシィと同種であると言う研究者もいます。
別種として記載されたとしてもBetta mandorと交雑してしまいます。
ですので今後とも飼育の際にはそれらの種と交雑してしまわないように維持管理するのが望ましいと考えます。