2001年11月、高橋仙人氏がバンカ島に採集に訪れた際に発見した未記載種。
バンカ島に特に他に未記載種らしきベタは見つからなかったので、とりあえずわかりやすくsp.”BANGKA”とした。
主にバンカ島の丘陵地帯の細流に棲息している。源流嗜好が強い。
アカレンシスタイプに属するだろうか?詳細はいまだ不明だが興味深い種類である。
特徴はオスのエラブタが非常に鮮やかな濃いブルーに染まること。そして尻ビレと尾びれの中央部分の軟条が伸長する。
また頭部の形が特徴的なこと、など様々な特徴があげられる。
成熟した個体は12cm程にもなる大型のマウスブルーダーベタである。
水質の変化や環境の変化に弱い面があり、慎重に扱う必要がある。
2005年7月にスマトラ島ジャンビ州よりプグナックスグループとしてBetta cracensが記載されました。
様々な特徴から判断して写真のバンカ島採集のベタも本種の可能性が高いと思われます。