Betta mandor
[Locality]    Mandor of Kalimantan-barat   [Water Condition]    pH4.8〜5.5/GH0〜1/KH0〜1  26〜27℃/  deep black water,clear water

マンドールは地名で、位置的にこの辺はカプアス川下流域の支流にあたる。
ボディとヒレにはメタリックなグリーンが渋い感じにのり、エラブタには赤からオレンジの鮮やかなラインが2本入る。
非常に美しく、上品な感じのベタだ。
このベタはフォーシィタイプのベタという事になるが、尾ビレの先端部分がピンテール気味になるのでフォーシィと区別する事ができる。
と簡単に書いてしまったが、実際にはそう簡単にはいかない。ここでは詳しく書かないが、謎の多い魚である。
飼育に関しても厄介な面がある。それはその闘争性の激しさである。 普通激しく争うのはオスだが、この魚の場合メスどうしでもやりあう。
次に水質に敏感である。良くない水で飼うと水カビやコショウ病に侵されやすい。 そして一度病気になると治癒させるのは難しい。
生物ろ過と物理ろ過を組み合わせ、清冽な水を作ってやろう。繁殖はその先の話だ。
現地では小川の周囲の、落ち葉の堆積したごく浅い水溜まりに生息している事が多い。

PS:現在このベタはフォーシィの地域変異タイプとして扱うことが多くなってきたようだ。僕自身この考えに賛同するためフォーシィとした。
ただ地域によって体型などに差異が見られるので、それらをごちゃ混ぜにしたり、繁殖の際に掛け合わせたりすることは避けたい。

2006年6月にBetta mandorとして記載されました。
現在の種の分類方法はどんな観点から見るかによって様々な解釈があり、フォーシィと同種であると言う研究者もいます。
別種として記載されたとしても他の産地のフォーシィと交雑してしまいます。
ですので今後とも飼育の際にはそれらの種と交雑してしまわないように維持管理するのが望ましいと考えます。

産卵行動中!

ちょっと無理なアングル・・・

繁殖個体。やっぱこの色ですね

♀個体

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